
最近お取引が始まった、一関市の石川ファームさんの豚肉。平泉町のお米を食べて育った豚です。
潰したて、バラしたてのお肉が店に届きます。肉の味が濃く、パンチのある旨み。
お取引させていただくにあたり、豚の飼育方法について、素人の自分なりに勉強してみました。
SPF、ウィンドレス豚舎、飼料、飼育期間…色々な考え方があって、色々な飼育方法があります。
考えれば考えるだけ深みにはまってしまいそうでしたが笑、色々と検討させていただいた結果、取扱いさせていただくことになりました。
僕が食材を選ぶ基準は、誠実で、素朴なこと。
そして、作っている人がじっくり話してみたい人かどうか。これ、とても大事です。
僕が生産者さんのことを好きになれるか。尊敬できるか。
小さなお店の良さは、店主の想いや気持ちがダイレクトにお客さんに伝わるところだと思ってます。
当然、好きなものについてしゃべるときには熱がこもります。
いつもその熱を(野暮にならない程度に)感じられるお店でいたいなと思ってます。
食材についてだけではありませんが、大事なことは、学んだうえで選び取ること。それしか知らなくて何となく選ぶのと、色々と知った上でその一つを選ぶことは全く違います。
全ては店主の選択です。その選択に、お店の個性が宿ると思ってます。
声高に謳うわけではないけれど、聞かれたことについては俺10倍くらい喋れますよ!ていうのが理想です。
店のものすべてに胸を張れるように。
「来やすくて小さくて高密度」なお店を目指します。
さて、豚です。「肉食ってます感」が一番ある肩ロース。
OIGENさんの南部鉄器グリドルでガリッと焼いて、自家製のサルサソースを添えてお出しします。
素敵なご縁で頂いた厳美産の無農薬ハラペーニョが味のキモ。辛いの苦手な方はソース代えますので申し付けください。
週末までは出せるかなと!よろしくお願いします!