先日、トウブコ終えて数日、東京あたりをうろうろしていました。
一年ぶりの東京は、「面白いけど疲れる」。一年前まで感じていたことと一緒。
電車に揺られながら、帰りの高速で車走らせながら、うちの店の次の一年を考えてました。
テーマは「質を高めること」。
「質を高める」とは何か。もちろん高級な食材を使ったり、高級な食器や家具を揃えることではありません。
良いもの=永く使えるもの。
永く使えるもの=捨てられないもの。
捨てられないもの=想いを感じられるもの?ぐるぐる考えが回ります。
店をしていて、「これってどういうものですか?」と質問されたとき、何が浮かぶか。
そのモノに出合ったときの心情だったり、実際食べて感じたものだった り。
そう、自分の身体で感じたものを、どれだけ自分のなかに持っているか。この情報が多すぎる世の中で、徹底的に「自分」を主語に、その純度をどれだけ高 められるか。結局のところそれが「質を高める」ことになるんじゃないのか。そんなことを思いました。抽象的なことって頭が疲れます。。
知れば知るほど、重心は低くなり、体幹は太くなり、謙虚になる、はず。10年、20年続けていくためにも、モノゴトの質をちゃんと感じられるように。
「目の凝らし方」、「耳の澄まし方」というものがあるんじゃないか。ちゃんと考える必要があります。
消費とは何か。お金とは何か。価値とは何か。外食とは何か。コーヒー飲むとは何か。居心地とは何か。愉しむとは何か。ぐるぐる考え続けます。「高級」ではなく、「恒久」な店にしたいなあと高速降りるころに浮かんで、一人悦になりました笑。
動きが色々あります。まずは、営業時間を変えるところから。年内には変わると思います。またご報告します!
